【プロテーゼ手術の方法とリスクについて】

鼻の場合はL型とI型の2つのタイプのプロテーゼがあり、I型の方が自然な形に仕上がりやすいと言われています。こちらは鼻の内側を数ミリ程度切開して、そこからプロテーゼを入れていきます。顎の場合は、唇の下側を切開して入れ込んでいきます。メスを入れる切開手術のため、腫れや痛みといった数日間のダウンタイムは発生しますが、抜糸を含めて約1週間程度で落ち着いてきます。万が一元の顔に戻したいと思った場合も、同じ手順ですぐに除去できるので、後遺症などを含めたリスクはほとんど心配しなくても良いでしょう。

【プロテーゼの効果は永久に有効なの？】

現在、美容医療用にプロテーゼとして使われているほとんどが上質の医療用シリコン素材で出来ており、抜群の耐久性を誇っています。そのため、年数を経てもきちんと元の形を維持してくれるので、長期間に渡って見た目のラインをキープしてくれます。経年劣化のリスクは、突発的な事態などを除いて発生しないと考えて構いません。

【プロテーゼ挿入後に気をつけたいこと】

上で説明した通り、プロテーゼの効果はきちんと続きますが、加齢とともに進んでくるシワやたるみといった肌の劣化に注意して下さい。顔全体や鼻周辺の脂肪のつき方にある程度の増減が発生してくると、以前の顔の形に合わせて埋め込まれたプロテーゼだけが徐々に目立ってきてしまうことがあります。さらに、肌がたるんだ状態で埋め込んであるプロテーゼを取り除いた場合、そのままシワとなって残ってしまう可能性も。そういった場合は一度除去してから、現在の自分の顔にマッチした新たなプロテーゼを埋め込むと美しさが保てます。見た目に違和感を覚えてきたら、一度ドクターのもとを訪れて相談してみて下さい。

【プロテーゼ使用時のブラックライト＆レントゲンの真実】

まず結論から言えば、プロテーゼを入れた状態でブラックライトの下に行っても白く光ることは基本的にありません。確かにブラックライトは白色のものに反応しますが、プロテーゼは皮膚の奥深くに埋め込まれてカバーがかかった状態になっているので、照らされる心配は無用です。ごく稀に、もともと皮膚が薄い人が浅い位置にプロテーゼを埋め込んだ場合には若干光ってしまう可能性はありますが、気にするほどのことではありません。また、レントゲンやMRI、CT等を行った際にプロテーゼが映ってしまうことについては、ピンポイントで鼻や顎付近を撮影しない限り、ほぼ映り込むことはないと考えて良いでしょう。ただし、どうしても気になる……といった場合には検査前に取り出す人もいるようです。

【プロテーゼは青山＆表参道がおすすめ】

東京・青山エリアには注目の美容クリニックが数多く開院されています。このコラムのテーマであるプロテーゼを始め、本格的な外科治療を得意とするハイレベルなドクターたちが、女性の持つ悩みに親身になって相談に乗ってくれるでしょう。特に鼻や顎などは、印象が激変するパーツの代表格なので、しっかりした技術を持ったドクターに治療を受けることがポイントです。セレブリティ御用達のラグジュアリーなクリニックも数多くあるので、まずはいろいろとチェックしてみては。

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