メラニンが引き起こす肌のくすみ
シミやソバカスの原因にもなるメラニンは紫外線の影響を受けてつくられ、ターンオーバーがスムーズな状態でない場合、肌の表面に留まってしまいます。それらが原因で、シミのようにはっきりとした色や形が肌表面に現れていない状態でも、なんとなく肌全体がくすんだ感じに見えるのです。デイリーケアに、ビタミンC誘導体、プラセンタエキス、トラネキサム酸といった美白成分配合の化粧水や美容液を取り入れることで、徐々に改善できます。確実な結果と即効性を求めるなら、美容クリニックでフォトフェイシャルなどの光治療や高濃度ビタミンC点滴を受けたり、ハイドロキノン、レチノイン酸、ルミキシルクリームなど、より美白成分の濃度が高いコスメやサプリメントを処方してもらうことをおすすめします。
乾燥による肌のくすみ
もともとの肌質が乾燥しがち、洗顔後に充分な保湿ケアをしていないなどの要因が考えられます。一番の改善策は、しっかりと保湿をおこなうこと。洗顔の目的は肌の汚れやメイクをしっかり落とすことですが、それと同時に潤い成分をキープする油分も失われがちです。洗顔後はできるだけ早く、セラミドやコラーゲンなどの高保湿成分を含んだ化粧水や美容液をたっぷり肌にあたえましょう。化粧水だけでなく、潤いを閉じ込めてくれる仕上げの乳液やクリームも忘れずに。
古い角質が蓄積されて起こるくすみ
ターンオーバーが正常に機能していない場合、古い角質が肌表面に蓄積されている状態です。セルフケアにソフトピーリング効果のある拭き取り化粧水を取り入れる方法もありますが、根本的な原因はターンオーバーの周期の乱れに起因するので、美容クリニックで行われているケミカルピーリングが確実です。ケミカルピーリングで使用されるのはグリコール酸やアルファハイドロキシ酸、サルチル酸などの薬剤で、古い角質や老廃物を除去し肌のターンオーバーを促進させ、新しい肌に生まれ変わる力をサポートしてくれます。肌荒れや乾燥しがちな肌の改善もできるので、美肌効果も期待できます。
加齢による黄ぐすみ
ターンオーバーの乱れなどが原因のくすみと違い、年齢を重ねるにつれて体内のタンパク質や糖質が結合したもの(AGEs)が発生し、肌に蓄積されることで肌が黄色くくすむ現象が原因です。日常生活で糖質を控えた食生活を心がけることで予防できますが、症状が出始めたら自分では対処できません。美容クリニックで、CO2フラクショナルレーザーでの治療を受けて改善しましょう。
濃い産毛によるくすみ
誰にでも生えている産毛ですが、濃い産毛は肌が全体的に暗い色に見えがちです。自分で、除毛剤やカミソリなどで処理している方もいると思いますが、肌荒れやメラニンくすみの原因にも繋がるので、美容クリニックでの脱毛が安全な改善策とされています。脱毛と同時に美肌効果が得られるというメリットもあります。
上記の他にも、古い化粧品を使用して炎症を起こし、その跡が色素沈着してシミ・くすみの原因となったり、喫煙や冷えによる血行不良などいろんな原因が考えらます。六本木エリアでもくすみの改善ができる美容クリニックがありますので、まずは経験豊富なドクターのカウンセリングを受けて、美肌になるための最適なプランをたてましょう。
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