【たるみのマシン治療とは?】
現在はRF波(ラジオ高周波)やレーザーを使用した、さまざまな治療マシンがありますが、真皮層にエネルギーを送り込んで穴を開け、その再生過程で体内のコラーゲンを活性化させることでターンオーバーを促すのが基本的な効果の仕組みとなります。他にも、筋肉に直接働きかけて引き締めを促すマシンもあります。
【どんなマシンがあるの?】
■ポラリス
レーザー脱毛などにも使われる肌に優しいダイオードレーザーとRF高周波を組み合わせ、真皮層に向けて照射。肌へのリスクが低いので、敏感肌の人に向いています。
★痛み・ダウンタイム
痛みはほぼなく、施術は顔全体でも30分程度で終了します。稀に肌が赤みがかってしまう場合があるので、その際は氷などで一時的に冷やすと良いでしょう。メイクやシャワーも当日から可能です。
■サーマクール
2002年にアメリカで開発され、爆発的な人気を誇っているサーマクール。現在もたるみの定番治療として、日本でも多数の美容クリニックに導入されています。RF波(ラジオ高周波)を緩んでしまった皮下組織に照射しますが、特徴的なのは縦・横・高さという3次元方向へ同時に刺激を与えられること。これにより、一層の引き締め効果が得られます。
★痛み・ダウンタイム
初期のサーマクールは高熱によってそれなりの痛みが伴いましたが、新型マシンが開発されるにつれて、徐々に改善されてきています。とくにサーマクールCPTは、照射時にバイブレーションを導入したことで熱の温度を下げることに成功し、痛みを大幅に軽減。これにより、痛みに敏感な方でも快適に施術が受けられるようになりました。ダウンタイムはほぼなく、メイクなども施術後すぐにできます。
■ウルセラシステム
特殊な超音波で、真皮層の奥にある筋肉に直接働きかけて引き締めを行う、これまでになかった治療法です。こちらは「切らないフェイスリフト」としても有名で、「頬のたるみ改善には興味あるけど、顔にメスや糸を入れることに抵抗がある」という女性たちから好評を得ているようです。筋肉を引き締めることで、たるみだけでなく小顔効果なども期待できます。また、こちらは「ダブロ(doublo)」と呼ばれる新型マシンも発表されており、大手美容クリニックでも採用され始めています。
★痛み・ダウンタイム
施術中の痛みはほぼ心配なく、ダウンタイムを気にする必要もありません。万が一痛みを感じるようであれば速やかに担当ドクターへ相談し、オプションで局所麻酔などの対応をお願いしましょう。
この他にも、フォトRFやタイタンといった、コラーゲン生成を促す強力なたるみ治療機器が数多く存在します。東京都内の美容クリニックや美容皮膚科には、前述のマシン治療を始めとしたさまざまなリフトアップ施術があり、腕利きのドクターたちが一人ひとりの悩みに合わせた適切なたるみ改善法を提案してくれます。たるみケアは早めの治療が美肌への近道。取り返しのつかないブルドッグ顔になる前に、頬をしっかりと引き締めてエイジレスなビューティアイコンを目指しましょう。