プラセンタ注入の効果や口コミ情報を調べる

プラセンタ注入 古代から時の人々に愛用されてきたヒトの胎盤由来の美肌・体質改善注射

マリリン・モンロー

プラセンタとは胎盤を意味する英語です。プラセンタは胎盤から作られます。この胎盤由来のプラセンタは古くから医薬品として重宝されてきました。古代エジプトではクレオパトラが若さを保つために愛用し、中国では秦の始皇帝、楊貴妃が不老長寿の妙薬として用い、日本では江戸時代、加賀の三大秘薬とされた混元丹に含まれていました。現代ではマリリン・モンローやオードリー・ヘップバーン、チャーリー・チャップリンが美容目的、また健康になるために使用していたことで知られています。

プラセンタの美肌作用としては、美白、保湿、細胞の増殖・再生、コラーゲンの生成の促進、抗酸化作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、免疫力アップ、アミノ酸の補給があげられます。

プラセンタ注入の特徴

妊婦のお腹

現在日本で認可を受けているヒトプラセンタと呼ばれるヒト胎盤抽出物は、2製剤のみ。メルスモン製薬株式会社が開発したメルスモンと株式会社日本生物製剤のラエンネックです。これらがプラセンタ注入では用いられます。サプリメントや化粧品のプラセンタはブタなどの動物の胎盤から作られており、美容医療で使われるものとは異なります。
プラセンタ注入のおもな効能は以下の通り。肝臓機能の改善代謝障害と呼ばれる更年期障害や冷え性の改善痛みを取る消炎作用抗アレルギー作用の4つです。これがどうやって美肌効果に結びつくのかとお思いかもしれません。深酒、寝不足など不摂生で体調と肌の調子を崩された経験はありませんか? これは肝臓に負担がかかったから起こる現象です。

ラエンネック

プラセンタ注入の効果はこの逆を行います。肝臓の機能、肝機能をまず改善します。そしてアミノ酸の補給をして代謝をアップ。さらに炎症を取り除き、免疫システムを正常化してアレルギー反応を抑えます。こうすることによってコラーゲンの生成を促し、ターンオーバーを整え、老化の原因となる活性酸素を中和・抑制し、肌の調子を取り戻します。もしくは以前よりもくすみをなくし肌ツヤをアップさせる、脱乾燥肌、脱ニキビ肌が可能なのです。
施術時間は筋肉注射で1分、点滴注射だと15分程度です。どちらがより効果的ということは特にありません。

このような方におすすめ

シミやくすみが気になる方
メラニン色素の生成を抑制し、シミ・くすみを改善する美白効果が期待できます。
ニキビにお悩みの方
抗炎症作用と抗アレルギー作用が働くため、ニキビに効果があります。
肌質を改善したい方
プラセンタ注入にはダメージを受けている細胞を修繕し、新陳代謝をアップさせ、ターンオーバーを正常に戻し、健康な肌へ戻そうという働きがあります。それに加え、肌の弾力を左右するコラーゲンの生成を促す効果も。そのため、肌質を改善したい方にはもってこいの治療になります。
疲れやだるさが取れない方
自然治癒力を高める効果が美肌効果のほかにもプラセンタ注入にはあります。肝機能の低下を改善することによって体調を回復させ、プラセンタに含まれるアミノ酸、タンパク質、活性ペプチド、脂質・脂肪酸、ミネラル、ビタミン、糖質、核酸、婿多糖体、酵素が体を正常な状態に戻そうとするのです。これにより、疲れやだるさが改善されます。

よくある質問

Q.施術時の痛みはどれぐらいですか?
血液検査の時の痛みを想像していただけると分かりやすいです。
Q.効果はどれくらいで実感できますか?
プラセンタ注入を行うごと、多様な効果を実感できます。例えば1回目はぐっすり眠れるようになり、2回目で体力の回復を感じ、さらに続けていくと肌質、冷え性の改善、お酒に酔わなくなったなどの効果が実感できます。
Q.安全ですか?
メルスモンラエンネックは厚生労働省が認めた医薬品です。提供される胎盤は厳しく選定されています。またその胎盤を加熱・分離処理して製品化しています。日本国内で年間1000万アンプルが40年にわたって使用されていますが、問題が起きたことはなく、安全性は高くなっています。また、やめてもリバウンドはないので、個々人のペースで続けることができます。

リスク・副作用・ダウンタイム

  
リスク・副作用
ヒト由来のタンパク質・アミノ酸製剤であるため、まれにショック状態に陥ることがあります。投与をやめるとおさまるので、安心していいでしょう。注射した部位の疼痛、発疹・発熱・じんましんなどの副作用が出ることがありますが、重篤なケースに発展した例はありません。そして、プラセンタ注入は変異型クロイツェルヤコブ病の伝播の理論的なリスクが否定できないとして、厚生労働省、日本赤十字社から献血が制限されています。献血はできないと考えていいでしょう。ただし、不特定多数に提供する献血違って、特定の相手にする輸血はできます。
  
ダウンタイム
針の跡の残り、腫れ、だるさが数日間続くことがあります。しかしながら好転反応と呼ばれる一時的なものなので、心配には及びません。

プラセンタ注入を受けられる地域

関東

近畿